いっぽんあしのさいのかみ 一本足の塞の神

いっぽんあしのさいのかみ(一本足の塞の神)

道ばたをまもってるという神様で、みすぼらしい姿の一本足ですが実はものすごい荒ぶる鬼神の類で、人間の肉を食べるともいわれてます。人間の味と似てるので柘榴[ざくろ]を供えると、とってもよろこぶと言います。

大黒さまから借金をしてるそうで、大黒さまとはあまり顔をあわせたくないとも言われてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
作州勝田郡梶並などにつたわるもの。柘榴が好きだという箇所は鬼子母神のはなしなどとの合流がうかがえます。

和漢百魅缶│2019.02.12
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