やまのかみさまのちあらい 山の神様の血洗い

やまのかみさまのちあらい(山の神様の血洗い)

熊[くま]を狩り捕った次の日あたりから降り始めるという強かったりする雨のこと。山の神様が山の中の土におちた血液を洗い流すために降らせるから、そういう時に降るんダ、といわれてたりしたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
信州などでいわれてるもの。熊たちが天気の替わり目近くになるとえさを多く求めに出歩くことから必然的に狩られることも多く、こういう符合が多くなったのだろうとは松山義雄『狩りの語部』などで示されてるおかんがえ。

和漢百魅缶│2018.12.13
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