卒塔婆［そとば］は尖端をなるべくとげるだけといでとんがったかたちにするとよいというもので、地獄の釜［かま］の底をぐいぐい突き壊すものだからなんだとかいう理論。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『沙石集』（「説経師の言のいやしき事」）に出て来る、奥州の僧侶のはなしに出て来るもの。

和漢百魅缶│2018.09.15
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