野ざらしのがいこつで、「しゃれこうべいの筆」はとても立派なもので骨がっかりしておられる。

☆ 莱莉垣桜文 附註
地口などにあるもので、書の名人をさす「佐理行成」（さりこうぜい。藤原佐理［ふじわらのすけまさ］と藤原行成［ふじわらのゆきなり］）と「しゃれこうべ」のぬえ合成。

落とし噺などでも相手の家の書の褒め方を習ってゆくはなしで「さりこうぜい」はよく「しゃれこうべ」と言い違えて失敗したりします。

和漢百魅缶│2018.06.15
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