こわこわ

こわこわ

なにかたいへんなことが起こりそうな身の上のひとのもとから「こわこわ」(怖い怖い)と声を発して去ったりするかなへび(蜥蜴)

昔話などに出て来たりするもので、越後の蒲原郡では旅先の船の上で大蛇に見こまれてしまう娘が、出発の準備をしてるところで「こわこわ、きびがわるい」と言いながら天井にのぼっていくかなへびが出て来たりします。

和漢百魅缶│2018.06.09
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