くりのろうぼく 栗老木

くりのろうぼく(栗老木)

飛州大野郡の二本木村につたわるもので、山の中に生えてた大きな栗の古木。神様の木だとされてましたが、ある男がこれを黙って伐ってしまおうと画策。斧をいれたのはよかったのですが、伐ったところから出たこっぱがたちまち飛びあがりだして男を襲撃、きずだらけになって逃げ戻った男はそのまま病気になってほどなく死んでしまったソウナ。

和漢百魅缶│2018.04.18
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