明治12年(1879)3月27日に土州安芸郡の田野村の沖で捕れたことがあったという人魚。顔は人間みたいに目鼻口が完備してて、毛はもじゃもじゃ生えてて、歯は鼠みたいだといいます。土地の言い伝えではときどき捕れたことのあったものだそうで、「ふぐ」という呼ばれ方もあったらしいソウナ。
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