きちたろうのくだん 吉太郎の件

きちたろうのくだん(吉太郎の件)

大正2年(1913)の正月に広島で金川吉太郎[かねがわきちたろう]・タケという中年夫婦が見世物として出してたというもの。絵看板としては一般の「くだん」が描かれてたようですが、実際はどこかで仕入れて来た仔牛を日干しにして乾燥させたもので、開業早々、観に来た京橋分署の巡査から「これはただの牛じゃないか」とおしかりを受けたソウナ。

和漢百魅缶│2018.04.07
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