大晦日の晩にきたない身なりの座頭さんが泊めてくれ、とやってくるというもので、泊めてあげてやさしくしてあげたところ、 翌朝になって「寒いだろうから、わしがお正月の若水をくんで来てやろ」と座頭さんが出動。しかしなかなか戻って来ないのでおじいさんおばあさんが井戸へ向かってみると、座頭さんは霜や氷にすべって井戸の中に転落してます。
すぐに引き上げてあげると、座頭さんはおおきな「かねだま」になっていて、そこからたくさんの金銀小判が出て来たんだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
昔話にあるもの。最終的なかたちは「かねだま」だったり金のかたまりだったりあるようです。
和漢百魅缶│2017.12.01
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