あかっポイ色をしてる兇悪な鯰[なまず]で、毒のあるトゲをもってて人間をさして来るといいます。
三州の作手には、おおむかし日本武尊[やまとたけるのみこと]がやって来た時に、鰻や鯉がいっぱい川にいるのを見つけて水の中に入ったところ、この鯰の毒針にさされてしまったことがあった、というはなしがあり「みこさし」の「みこ」は日本武尊のことだとしてますソウナ。
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