ごんげんさまを造る材料となった桐[きり]の木の切り株やその周辺のこと。切り株からは決まってひこばえ(芽)が出ることはなく、周辺は草が荒れた感じになるのがふしぎだったといいます。
陸中の下閉伊郡などにつたわるもの。獅子舞やお神楽に向かうとき近くを通る時は唄をささげて拝んでから行くものダといわれてたそうです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「ごんげんさま」というのは獅子舞の「しし」を呼ぶときにつかわれてるよびかた。
和漢百魅缶│2017.11.10
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