石州の今田につたわるもので、かみさまの宿ってる梅[うめ]の木で「やえうめさん」などと呼ばれてます。この木の前をとおりすぎる時に、持ってる鎌[かま]の刃が木の方に向いてたりすると、その後にケガをしたりすると言われてて、前を通過する際には鎌の刃の向きを改めてから行ったといいます。
和漢百魅缶│2017.10.12 Design. Koorintei Hyousen 2017