こせんじょうのもうき 古戦場猛気

こせんじょうのもうき(古戦場猛気)

平将門の乱のときに、武州の中野のあたりで討ち死にした者たちの猛気がとどまったもので、ひとびとに害をもたらしたりしてました。

真教坊という僧侶がこれをまつって供養したところ、わざわいは起こらなくなったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『江戸砂子温故名跡記』曰
「中野の古戦場にその猛気とどまり人民をわづらはしむる」
鳥居清経『麻布一本松』曰
「中野の古戦場にその猛気とどまり人民を煩はしむる事ひさし」

和漢百魅缶│2017.09.19
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