寺社の奉幣がいっせいに倒れてしまうというもの。異変がおこる前にだとか、神仏が何かを示そうという前だとかに発生するとして語られます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『予州神霊記』曰 「不思議や一団の風吹き来りて社壇の奉幣忽ちに倒れ百灯一時に消へ失せたり」 「代参として来りし者は天性邪心にして悪逆不道の鄙夫なり早々山より下さずんば忽ちにあやしき事あり必ず疑ふ事なかれ」
和漢百魅缶│2017.08.23 Design. Koorintei Hyousen 2017