陸奥津軽郡の大助村につたわる、ものすごく暴れ者だった大きなひと。
手下だった長五郎と小三郎というふたりに殺されてしまいましたが、そのたたりでふたりの家の者はことごとく病をこうむったので、長五郎と小三郎の子供が玄蕃のお骨を氏神にまつったところ、たたりはやんだソウナ。
その骨は頭の骨が1尺6寸、肩の骨が3尺もあってものすごい大きさだったトカ。
和漢百魅缶│2017.07.03 Design. Koorintei Hyousen 2017