しんせき 心石

しんせき(心石)

むかし、波斯(ペルシャ)のひとが古い古い塚をほりかえしたときに棺桶の中には石しか入ってなかったというもので、割って見ると中にはきれいな山水の風景のような模様があった。しらべてみると、そこに葬られてた女性というのは山水風景がだいすきだったという人物だったそうで、こころの中の好きなものが融結して残ったものだ、と考えられたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『程氏遺書』に載せられてるというもの。

和漢百魅缶│2017.04.27
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