きこうみょうじん 聆乞明神

きこうみょうじん(聆乞明神)

甲州八代郡上野村につたわるもので、耳の病気や難聴などがあるときにはお皿やお茶碗に穴をあけて縄や紐をとおしたものを掛けておねがいをすると良いといわれてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『甲斐国志』(古蹟部13)によると、正式な名前は義光明神で「ぎこう」というのが「聴こう」という音に転化して、耳の神様になったのだろうといいます。

和漢百魅缶│2017.04.14
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