しおのみ 潮呑

しおのみ(潮呑)

和州吉野郡などで、夜におおかみの群れのようなおそろしい声が聴こえてくることをいうもので、塩っ気を欲しがっておおかみたちが山から群れをなして浜辺のほうにおりて行くときの声だ、と言われてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
狼たちがときどき「塩気のある液体を求めて歩く」と想像されてたことは広く言われてて、「しょんべんのみ」のようなものも似たところから出ているもの。

和漢百魅缶│2017.01.12
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