背骨に火がついて燃え上がってしまい、胴骨[どうぼね]がすべて弱くなってしまうというもので、適切な診断にしたがわずみだり勝手にお灸をつかったりしてるとこれが起きてしまうといれてたそうです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
渋川時英『薫風雑話』曰
「たとひ病ありとても四華の灸をば猥[みだり]にすゆる事なかれ時として脊骨[せぼね]火の付事あり勿論消しやう有て消る事なれども一旦焼たるものなれば必ず胴骨が弱るもの也と」
和漢百魅缶│2016.12.28
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