えのきのきじょ 榎鬼女

えのきのきじょ(榎鬼女)

摂州東成郡におおむかしにあった榎[えのき]の森に生えてた榎の大きな木にすんでたという鬼女。

道をとおる人々を襲ったりしてましたが、のちに大和朝廷から討伐の命をうけた北面の武士たちによって退治され、榎の木も伐採されたといいます。そのことから榎並[えなみ]の荘という地名はついたのだといいます。

和漢百魅缶│2016.11.01
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