ラ・ヴォアザン La Voisin

ラ・ヴォアザン(La Voisin)

17世紀にフランスにいた女魔術師で、おもてむきは運命判断などをしてましたが、悪魔たちや死んだ者を呼び出して儀式をとりおこなったり、さまざまな種類の毒薬や高級な魔法の薬をつくって売りさばいてたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
実名はカトリーヌ・デエー(Catherine Deshayes)夫の稼業は宝石商人だった。1679年に告発をされ「炎の間」でお裁きがおこなわれ、1680年2月に火あぶりに処されました。

モンテスパン侯爵夫人(marquise de Montespan)などをはじめ、多くのフランスの貴族たちも薬の購入や黒ミサ儀式の参加などがあったとして追及されたり、裁判に呼ばれたりしたんだソウナ。

和漢百魅缶│2016.10.31
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