北海道函館の大森町につたわるもの、明治35年ころに松五郎という男が大きな借金をつくったまま病死してしまい、所有してた広いいかほし場を債権者にとられてしまったのですが、そのいかほし場には夜な夜な泣き声のようなものがきこえるといううわさが出て、それは松五郎のゆうれいなのでは、といわれたことがあったといいます。
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