きつねのあとつき 狐後付

きつねのあとつき(狐後付)

陸奥の東津軽郡などにつたわるもの。夜道を歩いてると後ろから誰かのついて歩いて来る音が聴こえてくるけれど、振り返っても足音はなく、誰もいないといったもの。

きつねがこれをやってるとも言われてて、もしもこれに遭ったら、袖[そで]ごしに脇の下からのぞきこむようにうしろを振り返って見ると、これをやって化かそうとしてるきつねの姿が見える、などともいわれてたそうです。

和漢百魅缶│2016.10.08
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