むらさき色の花をつけるという茎[くき]のながく生える菊[きく]の仲間だと見られるふしぎな草で、これを食べると死ぬまで餓えたり渇いたりすることが無いといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『拾遺記』には、漢の宣帝のとき地節元年(-69年)に背明国からこれが貢物として届いたことがあったとあります。味は「甘」であるとのこと。
「しきく」は同質のもの。
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