甲州巨摩郡雨畑などにつたわるもので、川などでお米をとぐときに白い水を流すときには「南無天狗やまのかみさま」と唱えるものだと言われてたといいます。
天狗なのかどうかは不明ですが、山の中にいるふしぎな存在は、このような唱えごとを受けて流された白いとぎ汁を「白酒」として受け取ってるようで、良いものととらえてると考えられてたようです。
和漢百魅缶│2016.07.28 Design. Koorintei Hyousen 2016