おおみのぼうし 大蓑帽子

おおみのぼうし(大蓑帽子)

あたまにかぶってる蓑帽子[みのぼうし]のたれてる部分の先でさえ、垣根や塀の屋根よりもずいぶんと高い位置にあるといった大きさのふしぎな男で、特に何もしませんが道を歩いてたりするといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『童子百物かたり』にも、若林弥五左衛門というひとが家で外を歩いてるこういったものをみたというはなしが載っており、そのはなしでは腰は垣より上にあり、蓑帽子の先は垣から2尺ばかり上にあったと描写されてます。

和漢百魅缶│2016.07.02
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