つばきぎねのばけもの 椿杵の化物

つばきぎねのばけもの(椿杵の化物)

薩州の鹿児島につたわるもので、むかし、人間をぱくぱく食べてしまったというおそろしい妖怪。正体は1000年以上をへた古いつばきの木で出来た杵[きね]だったと言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
1000年ほどたった古いものが化けたというのは薩州の昔話にいくつかあるようで「かめつぼのばけもの」も1000年もの。

和漢百魅缶│2016.06.14
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