はくはつせんおう 白髪仙翁

はくはつせんおう(白髪仙翁)

浙江省洞頭などにつたわる昔話にでてくるもの。おおむかし、子供もなくさびしく暮らす漁師のおじいさんおばあさんの前にあらわれて「烏亀(うき…ふぐのこと)は実はとてもうまい、毒があるのは内嚢(内臓のこと)であるのだ」という秘密を教えてくれたといいます。

ふぐの身をたべられることを教えてくれたほか、ふぐの内臓を仙翁の特別な処方で保管すれば長寿の薬になる、という秘密も教えてくれますが、それをきちんとまもらなかった長者が食べて死んじゃったりする展開などがあるようです。

和漢百魅缶│2016.06.09
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