はちまんのびゃくこ 八幡の白狐

はちまんのびゃくこ(八幡の白狐)

豊後国東郡の岩脇寺につたわるもので、むかし応神天皇がこの地にやって来たとき、あるいは八幡大菩薩が垂迹したときにあらわれたというふしぎな白い狐[きつね]で、瑞兆霊験があったとされます。

「狐狸石」としてあがめられる石から、この白狐と「びゃくり」が出て来たといわれてることもあります。

和漢百魅缶│2016.06.07
Design. Koorintei Hyousen 2016