なりこしき 鳴甑

なりこしき(鳴甑)

お赤飯やお餅をつくるときに蒸すためにつかう甑[こしき]をあたためてると、がたがたぶるぶるそれが震えだしたり、大きな音を鳴らしだしたりするというもので、これが起こるのはえんぎが良くない、悪いことであるといわれてたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
武州多摩郡など、いろいろなところで似たものは言われてました。もし鳴り始めたら、切った大根を3つ入れると良い、などいくつかの対処法も伝えられてます。

和漢百魅缶│2016.04.29
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