きつねのあかりけし 狐の灯消し

きつねのあかりけし(狐の灯消し)

江州伊香郡の木之本につたわるもので、むかし自転車で荷物を運んでたひとたちがときどき化かされたというもの。

自転車に灯りとして積んでたガス灯がなにもないのに突然暗くなってしまうといい、こんなことがあったりすると「きつねが憑いた」などと言われてたそうです。どうして消えたのだろうと自転車からおりて灯りをたしかめてみると、ぱっとまた灯りはすぐ点くんだトサ。

和漢百魅缶│2016.04.08
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