小さいころからいろいろと良い薬草だけをごはんとして与えたきつねを薬と共に生きたまま油で煎ってつくるというふしぎな秘伝のくすり。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『耳袋』に載ってるはなしでは、有馬家の江戸屋敷で宿直のときなどにつねに犬が置かれてるのは、以前このくすりをたまたま知って製造しようとして失敗し、きつねたちが原因の怪事が続出したためダといううわさが記されてます。
和漢百魅缶│2016.03.13 Design. Koorintei Hyousen 2016