ねずみのうんすい 鼠雲水

ねずみのうんすい(鼠雲水)

飛州の丹生川などにつたわる昔話に出てくるもの。旅の雲水[うんすい]に化けてお寺に泊まり、和尚さんを喰ってしまおうと考えていた化けねずみ。正体の姿は牛のように大きな図体をしたねずみだったといいます。

板につかまり乗って川に流されてたところを和尚さんに助けられて寺に置かれてたねこが、旅の雲水の正体を察知して退治します。

和漢百魅缶│2016.01.13
Design. Koorintei Hyousen 2016