ぎすい 蟻祟

ぎすい(蟻祟)

むかし、蟻[あり]や螻[けら]などの虫を見ては火で焼いたり煮え湯をあびせたりしては殺生していた彭和尚という人物がいたのですが、その虫たちのたたりにあってか、あるとき病の床に臥したのちに大量の蟻の群れに襲われ、死んでしまったトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『霊応録』や『葆光録』に記されてるもの。大鄰大師が語ったはなしとして紹介されてます。

和漢百魅缶│2016.01.04
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