夜中に車輪がごとんごとん、ことんことんと転がって来て、ひょっひょっという笑い声と共に車輪の上にひとの首が姿を見せるといいます。首は女だったり男だったり。
☆ 莱莉垣桜文 附註 徳川時代の説話に見られるかたわくるまの話をモトにしているもので、山田野理夫『日本妖怪集』などにその呼び名の見られるものです。
和漢百魅缶│2015.12.03 Design. Koorintei Hyousen 2015