隠岐の知夫里島にある「ろんで」と呼ばれる崖のあたりにつたわるもので、雨の日や霧ぶかい夜などに海からお神楽の笛や太皷の音が聴こえてきたりするというもの。
むかし、「ろんで」できもだめしをしようと言ってそれに挑んだ胆の太い神社に仕える男が、崖から落ちて死んでしまい、それから音がするようになった等のはなしが残されてるようです。
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