よつめのみっつめにゅうどう 四ッ目の三ッ目入道

よつめのみっつめにゅうどう
(四ッ目の三ッ目入道)

明治42年に、東京本所の四ツ目のあたりに夜になると出るとうわさされたもので、大きな三ッ目入道。

「出たぁぁぁ」とおどろいた牛乳屋さんなどもいたようですが、実のところは茅場小学校に点いてた電灯が風で動く木の枝で隠れたり、ガラス戸に反射したりした動きがそんな風に見えたりしてたと知れたんだトサ。

和漢百魅缶│2015.10.13
Design. Koorintei Hyousen 2015