筑州や土州などの漁師や船にかかわるひとたちの間につたわるもので、夢の中に、船から下りる女や、大きなふろしきつつみをかついで船から地上へ去っていく女のすがたが出て来るのは、難船事故などの前ぶれとされ、船をうごかすのを忌んだといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「ざしきわらし」などが家から出て行くと家が傾く、といった伝承とかさなる感じのもの。女は「ふなだまさま」を示してるのではないかと考えられてます。
和漢百魅缶│2015.09.14
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