老君廟にすみついて毎日毎日村人をひとりずつ食べていたという妖怪。弓の名手・楊二郎によって退治され、その正体が斧[おの]であったことがわかりました。
☆ 莱莉垣桜文 附註 中国につたわる大鼓書のひとつ『劈山救母』に登場するもので、この斧をもって山をこわして楊二郎は母親を救います。楊二郎は後の二郎真君であるとされます。
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