常州の土浦にいたきつね。むかし、小室甚五郎という男が鉄砲でこれを撃ち殺したところ、村のある別の家の妻に「かんみょういん」が取り憑いて変な行動をとったり甚五郎についてのあることないことをわめき散らしたので、お竹をまつってあげたところ、きつねは離れたソウナ。
和漢百魅缶│2015.08.28 Design. Koorintei Hyousen 2015