ちょうじゃやしきのがあたろ 長者屋敷のがあたろ

ちょうじゃやしきのがあたろ(長者屋敷のがあたろ)

壱岐につたわるもので、むかし長者屋敷と呼ばれるおかねもちの家には「があたろ」がいて、その子がいることによって富がどんどん増えて行ったんだトカ。

しかし、あるとき長者の奥さんがいつも体がびしょびしょであたりを水でぬらして歩いてまわる「があたろ」に激怒。以後は「があたろ」が屋敷によりつくこともなくなってしまい、たちどころに家は没落してしまったソウナ。

和漢百魅缶│2015.08.19
Design. Koorintei Hyousen 2015