みせもののようかい 見世物の妖怪

みせもののようかい(見世物の妖怪)

おおがかりな規模のつくり物(大きな動物や人形などをいろんな素材などでつくるもの)な「みせもの」の化けたもの。

☆ 莱莉垣桜文 附註
国芳『源頼光公館土蜘作妖怪図』に描かれてる妖怪のひとつ。『天保雑記』にある解釈。天保のご趣意によって寺社の開帳などにあわせて大がかりな見世物を設置興行することが禁ぜられたことを受けてのものと考えられますが、どうしてかたつむりがそれと解釈されたのかは詳しく記されてません。

つのざいくのようかい」は同じ妖怪のまた別の解釈。

和漢百魅缶│2015.06.15
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