江州栗太郡大寳村につたわるもので、大宝元年(701年)神社の境内にいきなり生えたという大きな杉の木。
「われは東西守護の神である」とお告げを出したのですが、里のひとびとはみんなこれをあやしんで放置してました。すると、数年にわたって悪疫がまんえんして多くの人が死んでしまったのでこれをお祀り。すると、みんなの悪疫はたちどころに癒えたといいます。
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