らへい 羅平

らへい(羅平)

ものすごく図体のおおきい目の玉が4つで脚の3本のふしぎな異鳥で「羅平羅平」という声で鳴くといいます。

咸通(860-874)のころ、山の中に出没したことがあり、国に兵の起こる兆しであると占われたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『唐書』五行志 曰
「咸通中 呉越有異鳥極大 四目三足 鳴山林 其声曰羅平 占曰国有兵 人相食」

和漢百魅缶││2014.12.14
Design. Koorintei Hyousen 2014