狒々[ひひ]の仲間で、北方の民たちにはこう呼ばれてたとつたえられてます。人を見るとやって来て食べてしまったといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 本来の「婁」の字は、口偏のついたものです。
『汲冢周書』王會解 曰 「州靡費費 其形人身 跂踵自笑 笑則上脣翕其目 食人 北方謂之吐[口+婁]」 「費々」は「狒々」のこと。くちびるがめくれあがって目を隠しちゃうところがやはり特徴。
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