雨のすごく降ってる山道で「傘[かさ]を貸して下さい」と頼んできたというなぞの老婆。
かわいそうだと思ったひとが傘をかしてあげてしばらくいっしよに歩いてると、道の脇にあいてる穴の前で突然その老婆が「ここまで結構です、ありがとうございました」と言って、いつの間にかいなくなってしまってしまいます。
数日後、そのひとがその山道の近くの廟にある婆像をたまたま見てみると老婆に貸した傘があり、その後は福にめぐまれたといいます。
和漢百魅缶││2014.12.04
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