讃州の真野につたわるもので、夜なべをしているといつの間にか窓から大きな大きな片腕が入って来て「これ見これ見」と声をかけてひとをおどろかせたというもの。
きもが座ったある女が「これ見これ見」といってるこの腕を刀で斬ったところ、ぱっと消えてなくなってしまい、もう二度とあらわれることは無かったといいます。
和漢百魅缶││2014.11.29 Design. Koorintei Hyousen 2014