ひづめのあし 蹄の足

ひづめのあし(蹄の足)

越中新川郡宮崎につたわるもの。むかし小塚権太夫のまもる宮崎城を上杉勢が攻めたとき、なかなかこれが落ちないので何とか策が無いものか、と捜した結果、あるひとりの老婆から「宮崎のお城でつかう水の出るところは馬のわらぐつを入れれば停まる」ということを入手。

上杉勢はそれを実行して城は落ちたのですが、情報をもらしたその老婆の家の者はそのばちがあたって、馬のひづめのようなものが足に生えてしまったソウナ。

和漢百魅缶││2014.11.28
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