ばききつね 化き狐

ばききつね(化き狐)

沖縄につたわるもので、きつねが人間に化けて来るというもの。化きてる狐たちは家の畳[たたみ]をかどで四枚あわせる敷き方をしてたりすると、そのあわせ目の十文字にしっぽをすっぽり差し込んで隠して坐ったりするから、そういう畳の敷き方はしないものだ、と言われてます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
畳の敷き方についての言い伝えに登場するもので、普段の化け動物としての登場はほとんど無いそうです。

和漢百魅缶││2014.11.19
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