にくし 肉芝

にくし(肉芝)

地面の中から出て来たりすることがあるというふしぎなもので、見た目は生きてる人間の子供の腕のようで薄気味の悪いものですが、実は食べると寿命がのびるというしろもの。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『霏雪録』曰
「洪武乙亥冬 遣使発卒修陂塘 時山陰天楽瀛湖掘得一物 類小児臂 紅潤如生 無有識者 遂棄之 此肉芝也 食之延年」

きもちわるいから捨ててしまった、というのは「封」などの話と同様のもの。

和漢百魅缶││2014.10.08
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